寒中見舞いとは?相手・自分が喪中の場合の意味や時期、失礼にならない書き方を解説|【公式】北海道の家族葬、葬儀はifネット(イフネット)北海道へ。気軽にできる事前相談が好評です。

2026.01.07
喪中
寒中見舞い

寒中見舞いとは?相手・自分が喪中の場合の意味や時期、失礼にならない書き方を解説

寒中見舞いイメージ

寒中見舞いとは、寒さが厳しい時期に相手の健康を気遣い、近況や感謝の気持ちを伝える季節の挨拶状です。年賀状とは異なり、お祝いの意味を含まないため、喪中の方が関わる場面でも用いられます。


特に「相手が喪中」の場合には、新年の挨拶に代わる丁寧な手段として寒中見舞いが選ばれます。

相手が喪中のときに寒中見舞いを出す意味・意図

相手が喪中の場合、新年を祝う年賀状は控えるのが一般的なマナーです。その代わりとして寒中見舞いを送ることで、相手への配慮と変わらぬ気遣いを伝えることができます。


相手が喪中のときに寒中見舞いを出す主な意図は、
 
・新年の祝いを控えつつ、挨拶と感謝を伝えるため
・ご不幸があった相手を思いやり、心身を気遣うため
・年賀状を出さなかったことへの丁寧なフォローとして
 
といった点にあります。弔意を強く示すものではなく、静かな心遣いを伝える挨拶状です。

 

寒中見舞いハガキ

相手が喪中の場合に寒中見舞いを送る時期

寒中見舞いは、松の内が明けてから立春前までに届くように送ります。一般的には1月7日以降から2月4日頃までが目安です。年賀状の代わりとして送る場合は、寒中の早い時期に届くよう準備すると、より丁寧な印象になります。

相手が喪中の場合の書き方・構成

相手が喪中の場合、以下の構成を意識すると丁寧です。

 


① 冒頭の挨拶


寒中見舞いは、松の内が明けてから立春までの間に出す季節の挨拶です。
相手が喪中の場合は、お祝いの意味合いを一切含まない中立的で改まった定型文を用いることが大切です。


一般的には「寒中お見舞い申し上げます」と簡潔に始めるのが最も無難で丁寧とされています。


注意点として、「新年」「賀」「おめでとうございます」などの慶事を連想させる言葉は使用しません
寒中見舞いは本来、相手を気遣うためのご挨拶であり、形式よりも心配りが重視される挨拶状です。


② 相手を気遣う言葉


寒中見舞いでは、寒さが一年で最も厳しい時期であることに触れ、相手の体調や日々の暮らしを思いやる一文を添えると、文章全体が柔らかくなります。


例えば、


・「寒さ厳しき折、いかがお過ごしでしょうか」


・「厳しい寒さが続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか」


といった表現は、相手の状況を詮索せず、静かに寄り添う印象を与えます。


喪中の相手に対しては、過度に踏み込んだ言葉や感情的な表現は避け、控えめで落ち着いた気遣いを心がけるのがポイントです。


③ 年賀欠礼への配慮


相手が喪中の場合、年賀状を出さなかった理由に軽く触れておくと、「失礼ではなかったか」という不安を和らげることができます。


必ずしも「喪中」という言葉を明記する必要はありません。
むしろ、「年始のご挨拶を控えさせていただきました」「新年のご挨拶に代えまして、寒中のお見舞いを申し上げます」といったやわらかい表現が好まれます。


相手の悲しみに直接触れないことで、相手に余計な負担をかけず、自然な心遣いを伝えることができます。


④ 結びの言葉


結びには、相手の健康や日々の平穏を願う言葉を添えて締めくくります。
寒中見舞いでは、明るすぎる表現や前向きすぎる言葉よりも、静かで落ち着いた願いが適しています。


例えば、


・「どうぞご自愛のうえ、お健やかにお過ごしください」


・「寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください」


といった表現は、相手を思う気持ちをさりげなく伝えられます。


最後に差出人名を記し、全体を簡潔にまとめることで、形式に偏らない、心のこもった寒中見舞いとなります。


 

文例(相手が喪中の場合)

【一般的な文例】
寒中お見舞い申し上げます。 厳しい寒さが続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。 本年は年始のご挨拶を控えさせていただきましたが、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。 寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください。
 

寒中見舞いハガキをかく人

自分が喪中の場合の寒中見舞いの意味

自分が喪中である場合も、寒中見舞いは非常に有効な挨拶方法です。
喪中の期間は年賀状を控えますが、
 
・お世話になった方へ無礼にならないように
・年始のご挨拶ができなかったお詫びとして
・今後も変わらぬご縁を願う気持ちを伝えるため
 
寒中見舞いを送ることで、礼を尽くした印象を与えることができます。

自分が喪中の場合の書き方・構成

自分が喪中の場合は、以下の構成が一般的です。


① 冒頭の挨拶


自分が喪中の場合でも、寒中見舞いは季節のご挨拶として送るものです。
冒頭は、形式に沿った簡潔な定型文を用います。


一般的には
「寒中お見舞い申し上げます」と書き出すのが最も適切です。


喪中であるため、「新年」「賀」「おめでとうございます」などの慶事を連想させる表現は使用しません
あくまで落ち着いた、改まった挨拶から始めることで、文章全体の印象が整います。


② 喪中であることの説明


次に、自分が喪中であるため年賀状を出さなかった理由を、簡潔に伝えます。
この部分では、誰を・いつ亡くしたかを簡単に述べる程度で十分です。


例えば、


・「昨年〇月に父(母)を亡くし」


・「昨年、近親者が他界いたしましたため」


といった表現が一般的です。


故人との関係や経緯、心情を詳しく書く必要はなく、あくまで「ご報告」として控えめに記すことが、相手への配慮につながります。


③ 年始の挨拶を控えたお詫び


喪中のため年始の挨拶を差し控えたことについて、相手への配慮として一言お詫びを添えます


例えば、


・「年頭のご挨拶を控えさせていただきました」


・「新年のご挨拶が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます」


といった表現が自然です。


ここでは、過度にへりくだる必要はなく、「事情をご理解いただければ幸いです」という穏やかな姿勢が大切です。


④ 感謝・結び


最後は、相手への感謝や健康を願う言葉で締めくくります。
寒中見舞いでは、前向きすぎる表現や明るい祝意は避け、静かで思いやりのある結びを心がけます。


例えば、


・「寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください」


・「皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます」


といった言葉が適しています。


結びまで簡潔にまとめることで、喪中である立場でも失礼のない、丁寧な寒中見舞いとなります。

文例(自分が喪中の場合)

【一般的な文例】
寒中お見舞い申し上げます。 昨年○月、○○(続柄)が永眠いたしましたため、年頭のご挨拶を控えさせていただきました。 ご通知が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。 厳しい寒さが続きますが、どうぞお身体を大切にお過ごしください。

寒中見舞いで気をつけたいポイント

・年賀状用の華やかなデザインは避ける


・色合いは落ち着いたものを選ぶ


・「賀」「祝」などの文字を使わない


・立春を過ぎた場合は「余寒見舞い」とする

まとめ

寒中見舞いは、喪中というデリケートな状況においても、相手を思いやる気持ちを穏やかに伝えられる日本ならではの挨拶です。
相手が喪中の場合も、自分が喪中の場合も、形式にとらわれすぎず、 「相手の体調を気遣う」「年始の挨拶ができなかったことへの配慮」 この二点を大切にすれば、失礼にあたることはありません。
心を込めた一通が、変わらぬご縁を静かに結んでくれるでしょう。